予兆と言えるのかどうか、学生時代から使っていたチューナーがとうとう起動しなくなった頃、 「アパートを解体するので出ていくように」とのたまう文書が届いた。 大家さんに連絡すると本当だとのこと。 まぁ22年間住んで、床が所々危うかったりしてたので解体も仕方ないかなとは思ったのだが、 そこはそれ、交渉というかダダこねて何とか費用もある程度補助してもらいつつ (充分な額でないところが私の交渉力の無さを如実に表してますハイ)、 仕事が暇なのにかこつけて業者を入れずになんとか約200m離れたところに引越した。 業者に依頼することも検討したのだが、部屋の中のモノの量が余りに多く、 荷造りした段ボールを置いておく場所も無い、といった状態だったのと、幸い 徒歩圏内に条件の似た場所を見つけて契約できたので、 少しづつ段ボールに詰めたり雑誌は縛ったり(でもとりあえず捨てない)しては 車などで運んで、何とか元の部屋を空けたのが、作業開始から約2.5週間後であった。 楽譜の類は段ボール8箱分位だったのに対して、コミック単行本が14箱以上あったのが、 なんともはやではある。楽譜はここ数年殆ど買ってないしなー。 22年前に引っ越した時に縛った雑誌類がそのままの状態なのも考え物であるが、 今回で懲りたので、雑誌類や過去のオケの配布譜面とかも含めて、なるべく捨てる方向で 考えたい(過去の配布譜面はほぼすべて保管してたりする)。別件で高めの ドキュメントスキャナも買ったし。 というわけで、今はまだ段ボールや縛った雑誌書籍類に囲まれて暮らしております。 ほんの少しづつ片付いていくのが意外と楽しかったりして。 楽器を弾くスペースはなんとか確保できたけれども、周囲が静かなので ちょっと弾き辛い。いつ苦情が来るかな。 日曜は所属オケの本番だったのだけれども、最後の個人的追い込みが 引越しで殆ど潰れてしまったのがちょっと残念であった。火の鳥全曲版難しかった...